12月に入ると、
「特に痛い場所はないけど体が重い」
「朝からだるさが抜けない」
「動き始めがつらい」といった相談が増えてきます。
病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調が続く。そんな状態を放置していませんか?
実はこの“体の重だるさ”は、冬特有の生活環境と体の反応が重なって起こるケースが多いのです。
■ 冬のだるさは「筋肉がサボっているサイン」
寒くなると、体は無意識に動きを減らします。
・外に出る回数が減る
・歩く距離が短くなる
・家の中で同じ姿勢が増える
・暖房の効いた部屋でじっとする時間が長い
この状態が続くと、筋肉は「使われていない」と判断し、血流が低下します。
血流が落ちると、体に必要な酸素や栄養が行き渡りにくくなり、結果として“重だるさ”として感じやすくなります。
■ 「冷え」と「巡りの悪さ」が重だるさを作る
冬のだるさの大きな原因は、冷えによる巡りの低下です。
特に影響を受けやすいのが、
・太もも
・お尻まわり
・ふくらはぎ
・お腹まわり
これらは体の中でも血液を循環させる重要な役割を持つ部分です。
ここが冷えて動かなくなると、全身が一気に重く感じやすくなります。
「寝ても疲れが取れない」「何もしていないのに疲れる」と感じる方は、この循環の問題が隠れていることが少なくありません。
■ 年末の生活リズムの乱れも影響
12月は、生活リズムが崩れやすい時期でもあります。
・寝る時間が遅くなる
・食事の時間が不規則になる
・スマホを見る時間が増える
・座っている時間が長くなる
これらが積み重なると、体の回復スイッチが入りにくくなり、だるさが抜けにくくなります。
「年末だから仕方ない」と思って放置すると、年明けまで不調を引きずってしまうこともあります。
■ 自宅でできる“重だるさ”リセット習慣
● 朝起きたら足首を動かす
布団の中で足首をぐるぐる回すだけでも、血流が一気に目覚めます。
● お尻を意識して立ち上がる
イスから立つ時にお尻の筋肉を使う意識を持つと、体が軽くなりやすくなります。
● 夜は湯船につかる
短時間でも体の深部が温まり、巡りが改善しやすくなります。
どれも簡単ですが、続けることで体の重さが変わってきます。
■ 東近江アスリード整骨院での考え方
当院では、「どこが痛いか」だけでなく、
・動きの少なくなっている部位
・血流が滞りやすいポイント
・冬特有の姿勢のクセ
・筋肉の使われ方の偏り
といった視点から体をチェックします。
施術では、全身の巡りを意識した調整を行い、
「体が軽くなる」「動きやすい」「朝がラク」という変化を目指します。
■ 冬のだるさは“体からの注意信号”
体の重さやだるさは、決して年齢や気のせいだけではありません。
今の体の使い方を見直すサインでもあります。
年末を元気に過ごし、新しい年を気持ちよく迎えるためにも、
「なんとなく不調」をそのままにせず、早めに体を整えておくことが大切です。
そんな方は、ぜひ一度、東近江アスリード整骨院へご相談ください。


