12月に入り、冷え込みが本格的になってくると、膝の痛みを訴える方が一気に増えてきます。
特に朝晩の寒暖差が大きい地域では、
「最近、階段の上り下りがつらい」
「立ち上がるときに膝がギシッとする」というご相談が増える傾向にあります。
膝は体重の負担を大きく受ける関節であり、冷えや筋力低下の影響を受けやすいポイントです。
今回は冬に膝の痛みが出やすくなる理由と、自宅で実践できる予防方法、さらに整骨院での専門的なケアについてまとめました。
■ 冬に膝の痛みが増える3つの理由
1. 関節周りの血流が低下する
気温が下がると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。その結果、膝の関節やその周りの筋肉・靭帯への血流が減り、固まりやすくなります。関節の動きが硬くなることで、いつもより痛みが出やすくなるのです。
2. 運動量が減り、筋力が落ちる
冬はどうしても運動不足になりがちです。太もも(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大臀筋)が弱くなると、膝にかかる負担が増え、痛みを引き起こします。
3. 体重増加による負担
年末年始は、食事が増え、体重が増加しやすい時期。体重が1kg増えると、膝には3〜4倍の負担がかかると言われており、痛みの原因になります。
■ 自宅でできる膝痛の予防法
① 太もも前の筋肉を鍛える「膝伸ばし運動」
椅子に座り、片足をゆっくり伸ばす
伸ばし切ったところで5秒キープ
戻す
→左右10回×2セット
膝関節を支える太もも前の筋肉が安定し、痛み予防に効果的です。
② 冷えを防ぐ「膝の保温」
膝サポーターやレッグウォーマーで保温すると、血流が改善し、関節の動きが良くなります。運動前に温めておくのもおすすめ。
③ 体重管理と軽いウォーキング
食事量を少し調整するだけでも膝への負担が変わります。また、寒くても10〜15分のウォーキングを続けると筋力維持に効果的。
■ 整骨院での施術が有効な理由
当院では、膝の痛みの原因を「関節」「筋肉」「骨盤のバランス」など多方面からチェックします。
冬の膝痛は、単純に“冷えているだけ”ではなく、
✔ 筋力の左右差
✔ 姿勢の崩れ
✔ 歩き方
などが重なって悪化しているケースも多いからです。
当院での施術例
・膝まわりの筋肉の調整
・骨盤の歪みの改善
・歩き方・立ち方のクセを整える
・自宅でできる運動指導
「歩くと痛い」「しゃがむとズキッとする」など、症状が出てきたら早めのケアがとても大切です。
■ 冬は膝の痛みが出やすい季節ですが、原因を理解し、筋力トレーニングや保温をしっかり行うことで予防できます。
もし痛みが続いている場合は、早めに専門家によるチェックがおすすめです。
東近江市、八日市で膝の痛みにお悩みの方は、
東近江アスリード整骨院までお気軽にご相談ください。
東近江アスリード整骨院からのお知らせ
【冬に増える膝の痛み】その原因と予防法
2025.12.05
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